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2010年6月1日
初日記♪
4/14の第54期研修科夜間部、開講式から早一ヶ月半…。
久しぶりに日記を書いています。
本当は先週の授業について書こうと思ったのですが、
研修科の初日記なので、せっかくだから、少し振りかえろうと思います。実は、今年の一月から「毎週日記を書く」と思ったものの、
仕事や課題で忙しく、書けなくなっていました。(←言い訳)
そして、研修科に進むかどうか悩んでもいました。(←また言い訳)理由は「お金がない」とか「自分は研修科に行くレベルじゃない」など色々あったけど、でも…
『やらないで後悔より、やって後悔だ!』
『いいものは書けなくても、とにかく書いて少しでも上達しよう!』
『桂先生&掛札先生のコンビの元で勉強できるのは、これが最後かも!』
と思い、研修科への進学を決めました。今では、研修科からの講師・小川先生や、研修科から通い始めたクラスメートの皆さんから新しい刺激をたくさん受け、基礎科からのメンバーにも色々な事を教わり、やっぱり通ってよかったと思いました。
でも、なかなか作品を出せず、落ち込んだりもしました。
そんな自分が情けなくて、どうにかしなきゃと思い、ゴールデンウィークは遊ばず、シナリオのために使おうと決めました。
そして、1人の先生と6人の生徒に「私は5/12に必ず、作品を出します」と宣言し、自分を追い込んで、何とか出す事ができました。
まだまだ足りない部分が多いですが、合評会では、参考になる様々な指摘を受けることもでき、本当にちょっとだけ…進むことができた気がします。もう、残り四カ月になってしまいましたが、もっとスピードを上げて、頑張りたいと思います。
今までの授業で先生方がおっしゃった
「たくさんの映画を観ろ!」
「とにかく書け!」
「言い訳はしない、時間は作れる」
この言葉通り、頑張りたいと思います。基礎科の時は1人でブログを頑張っていましたが、
この研修科では4人のブログチームで交代で書きます!
心強い、これなら前とは違って最後まで書けそう!(←またまた言い訳)
次回、誰が書くか…紹介しようかと思いましたが、
読んでからのお楽しみ…にします。乞うご期待(^^)酒匂彩子(第54期研修科夜間部)
念願のiPhoneを購入したのですが、
アナログ人間なので、あまり使いこなせません(涙)
2010年6月5日
ただいるだけの人物は出さない
こんにちは。
このたび、研修科・夜間の受講ブログ員になりました加藤文男です。
初めてのブログになります。よろしくお願いします。私は2日(水)の小川智子先生の授業についてリポートします。
講評された作品は2本。毎回ほぼ20人近い受講生が参加しているという事情もあり、一つの作品にかける時間が1時間程度になることもあります。
提出者にとって講評時間が長いということは、それだけ多く色々な意見を言ってもらえるわけでラッキーだったと思います……。
私の印象では、皆さん、本当に熱心に他の人の作品を読まれ、率直かつ誠実に自分の考えや疑問、意見などを披露していました。
中には、まるで自分の作品であるかのように真剣に、○○すべきだ、○○がない、○○のほうがいい、と直言する場面もありましたが、聞いている側もまた真剣に真正面から受け止めようとしており、親しさの中にも凛とした緊張感が漂う、教室の雰囲気でした。
今回、小川先生の発言や受講生とのやり取りの中で感じた点、ポイントだと思った点についてまとめたいと思います。
先生が強調されていたのは「登場人物の掘り下げ」の大切さでした。
当たり前の話ですが、人は皆、過去を背負って生きており、今の生活や行動原理もその結果だと思います。
そうした過去の設定や事情の一つ一つが今、ドラマを見ている観客に、わかるように書かれなければならない――。今風の言葉を使うと、キャラクターの「見える化」ということでしょうか。
私も過去に、物語を進行させるためだけの、のっぺらぼうな人物になっていると指摘されました、非常に耳が痛いです……。
自分の描きたいテーマ、ストーリーに沿って、人物を登場させ、行動させるのですが、そのとおり行動している人物が、よくわからない、人間としてのリアリティー、魅力、面白みがない状態だと、観客はその人物に対する興味をなくし、それ以上ドラマの中に入っていくことができなくなる、受講生同士の会話の中で「主人公がわからなかった。ドラマに入っていけなかった」という話が出るゆえんでしょう。
主人公が作者の操り人形になっている……私も過去に何度も指摘されました。きっと、ここを乗り越えないと、シナリオは書けないということなのだと思います。自省します。
そのほか私が印象的だったのは、小川先生の「たとえ、1シーンか2シーンしか出てこない人物にも、意味づけが必要」という言葉。
「ただいるだけの人物、たとえば、主人公の話を聞くためだけの人物は出してはいけない。出す以上は、何か役割を与えること」
私の理解では、意味づけとは、主人公が抱えている問題や事情に何か影響を与える存在でなければならないということ。
たとえ、1シーンか2シーンしか出てこなくても、主人公に何か気づかせるなり、その心理と行動に変化をもたらすのでなければならないということでしょうか。
登場人物の気持ちや置かれた状況、事情を手っ取り早く説明するため、単なる友人などを出すことを、私もやってきているので、恥ずかしい限りですが、それがいかによくないか、ドラマの質を損ねるかということを知らされました。気をつけたいと思います。
長くなりましたが、以上でリポートを終ります。
正直、最初はブログを書くのをためらっておりましたが、自分の中で改めてポイントを整理できたので、書かせてもらってよかったと思います。次回は、自分の提出作品の講評についてリポートできれば、それもそれで面白いかと思います。
最後に読んでくださった皆さんに感謝します。ありがとうございました。ではまた教室で。
2010年6月14日
6/8、9のこと。
こんにちは、研修科ブログ委員三番手の朴です。
私は今回研修科から受講している、新参者の一人です。
はじめてなので、火曜日の創作論講義も毎週通っています。
基礎科の皆さんも、どうぞ宜しくお願い致します。先週の授業のレポートです。
6/8(火)の創作論講義
映画監督サトウトシキ先生『ピンク映画の創り方』
この講義については基礎科の谷さんが詳しく報告されているので、私からは簡潔な感想を。
この授業ではあるピンク映画を一本鑑賞しました。その後、先生から“濡れ場の入り方”を問われましたが、生徒さんからはなかなか答えが出ず……。私もはっきりわかりませんでした。この映画ではそれが自然で、個人的にはじめてピンク映画を拝見しましたが、私が思っていたものと違ってドラマがあり、ある意味衝撃的でした。今後はその自然な濡れ場の入り方というものに着目し、いろいろ観て学びたいと思います。6/9(水)
この日は掛札先生による授業で、5作品の講評が行われました。
私を含め、事前に配られた提出作品を全部読んできている生徒さんが少なく、意見もまばらでした。先生からある作品について「朴さんはどう思う?」と聞かれても、読んでいなかったので何も意見が述べられず、反省しました。そして講評の時には、意見を述べる生徒さんからよく既存映画のタイトルが出ます。未見のものや知らない名前が出てくることもしばしばありますが、イメージを共有する一つの手段なので、ノートにとってレンタルしたいと思います。
授業後は飲み会です。今回何か写真をアップしようと思いましたが、飲み会ではNGが出ましたので(笑)、また次の機会に。基礎科に滋賀県から夜行バスで通われている方がいることを知り大変驚きました。見習って気合い入れて頑張りたいです。
拙いレポートですみません。次のブログ委員にバトンタッチします。
明日の創作論講義は天願大介先生です。いつか生徒の皆さんで映画を観にいけたら幸いです。
2010年7月7日
「ハコ」の大切さ(6/16桂先生の授業より)
こんにちは
酒匂、2回目のブログ当番です。今日は、6/16の桂先生の授業の事を書きたいと思います。
この日の授業は2時間すべて、ある1作品についての合評でした。なので、桂先生は作品についてじっくりと指摘をしてくれました。
そして、授業の中で「ハコ」という言葉が何度も何度も出てきました。そして、
『ハコができない人はプロになれない』
この言葉が心に強く突き刺さりました。私もまだ、ハコの書き方がよくわかっていません。
自分の未熟さを痛感しました。桂先生は、
「ハコは水先案内・地図。だから、ハコはきちんとやって欲しい。」
ともおっしゃってました。「ハコ」、この言葉を数え切れないほど聞いた授業でした。
う〜ん、もっともっと勉強して「ハコ」ができるようになり、
そして、プロにならなければ。酒匂彩子(第54期研修科夜間部)
ジブリ最新作「借りぐらしのアリエッティ」試写会に行ってきました。
個人的には、ハルのキャラクターが好きです!こういう人を書けるようになりたい!
2010年7月15日
自分にしか書けないもの
こんにちは。
はじめまして。
最後のブログ委員の新谷といいます。
今回のブログでは、6月30日の講義について書きます!!
知っている方もおられると思いますが、
研修科では、毎回提出された作品の講評します。そして、今回はタイミングよく自分の作品の講評の番でした。
最初に掛札先生からの意見を聞き、
そのあと他の生徒さんからの意見を聞きました。
みなさん、毎回熱心にあたたかい意見を言って下さいます。
そこで僕が毎回思うのが、意見は選ばなくちゃいけないということです。
みなさんの意見はすべて有り難いものとして聞いています。
ただ一人一人の意見をすべて取り入れたとしても、
いい作品になるわけじゃないからです。だってそんなことしたら、誰が書いたっていいってことですから。
自分にしか書けないもの。
僕はそんなシナリオを書きたいと思っています。
さて、僕の作品の講評ですが……
みなさん僕の作品には「さわやか」とか「ピュア」といったイメージがあるようです。
これは僕は狙っているわけではありません。
でも、にじみ出て欲しい部分ではあります。
なので、嬉しいです!!他にも有り難い意見をたくさんいただきました。
書き直すときや、新しい作品を書くときに参考にしたいと思います。
ありがとうございました!!!そして帰りの電車の中で掛札先生に言われた言葉を忘れずに、
これからも頑張っていきたいと思います。
新谷辰雄(第54期研修科夜間部)
2010年7月17日
他人に褒められる幸せ
暑いですね〜。
地球温暖化の影響ですかね?
お互い体調管理、工夫しましょうね。講座も残り2ヶ月、9月末には修了ですので
少し気合を入れていきたいと思います。
おまえはどうかと聞かれそうなので、報告しますと
先週、新作プロットを出しました。
来週講評をいただき、8月中旬までに初稿を出したいと……(^^♪今回は7月7日の講義について書きます。担当は桂先生。
複数の提出作品がほぼ賞賛の嵐という感じでした。
先生だけでなく、大半の生徒さんも、もちろん、僕も。
素直に、おめでとうございます!ヽ(^o^)丿なんといっても、他人から褒められるのが一番元気になります。
自分が面白いと思って書いたものを他人に面白いといってもらえる幸せ。
《作者冥利に尽きる》ということでしょう。提出した一人の方は、講座での意見や批評を聞いて
一所懸命、直されたそうです。素晴らしいですね。ではでは。
2010年7月21日
三幕構成のススメ
こんばんわブログ委員?の酒匂です。
ブログももう、3回目です。今日は、先週の7/14のことを書きたいと思います。
7/14の小川先生の授業では、3人の生徒の作品の合評が行なわれました。
ある作品のシナリオがわかりにくい…となり、
先生が生徒に質問しながら、黒板に大きく3つに分けたあらすじ書きました。そう、これは「三幕構成」「序破急」の事です。
先生が書いた3つのあらすじ、確かにわかりやすい!
「シナリオは結局はコレ!
ここに到るまでを書くのがシナリオ!
簡単に成し遂げたら、つまらない」
との事でした。
この言葉が、心に強く響きました。「脚本を書く前にこういう事をやるとよい」と聞いて、
確かに…私はやったことがなかったな、今度からやろうと思いました。先生は「難しいけれど、たくさん書いて覚える。私もまだまだ勉強中」と
おっしゃっていました。
先生でも勉強中…だったら、私はその何倍も勉強しないとって
反省をした授業でした。頑張れ、自分。
酒匂彩子(第54期研修科夜間部)
最近NHKドラマ「ゲゲゲの女房」にはまってしまい、鬼太郎茶屋に行ってきました
水木しげるさんの凄さに、圧倒されました。
2010年7月24日
7/20、21のこと。
梅雨が明けて暑い日が続きますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
今週のレポートは朴が担当です。火曜の創作論講義は斉藤ひろし先生の授業でした。
私は先生が脚本を担当された『きみの友だち』(08)から深い感銘を受けたので、授業を心より楽しみにしておりました。
残念ながら仕事のため最初の15分遅れて参加し、先生の脚本家になる前のエピソードを聞き逃しましたが(泣)、その後はいろいろ面白くて貴重なお話をお聞かせいただき、参加して本当に良かったです。ありがとうございました。
『余命1ヶ月の花嫁』(09)の自転車のシーンの大切さについてのお話は、とても印象的でした。水曜は掛札先生の授業でした。
今回は作品2本です。
このブログで授業の様子を報告せねばと、私が客観的にみて改めて感じたことは、一人の作品をみんながよくなるために読み込んで、誉めたり、アドバイスしたり、駄目だししたり……、そして生徒と先生の意見が食い違うこともあったりと、教室にいるみんなが真剣そのものということです。
時折、作品に対する意見の中に「自分には書けない」というのがありました。
年齢、職業、バックグラウンドなど様々な生徒さんが集まっているので、内容も多様で、勉強になります。
来週は全く異なった内容の提出作品がたくさんあるので、どんな授業になるのでしょうか。楽しみですね。
ちなみに最近“私には書けないけど、こんな作品を書きたい!”と思った映画は只今公開中の『闇の列車、光の旅』(09)です。朴
今日からSKIPシティ国際Dシネマ映画祭に出かけます。
皆さん、良い週末を。