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【タイトル】 |
「いびつな器」 |
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【作者】 |
中島 由美子(なかじまゆみこ) |
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【E−mail】 |
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【シナリオ】 |
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《梗概》 商店街の外れにある、ちょっと古びた花屋、野島フローリスト。 そこに住む三世代の女たち、亜希子(44)糸子(78)可奈(20)。 亜希子は夫の死後も花屋を守り、姑の糸子と同居しながら可奈を育て上げた。一見上手く行っている家庭のようだが、実は、亜希子は自分のために密かにアパートを借りている。 それを見つけてしまう糸子。 そんな頃、可奈も同棲すると家を飛び出す。 居たたまれなくなった糸子は家出をしてホームレスの寅さんに世話になり、そこでこれも居場所のない少年、タケルと出会う。 新しい自分を見つけてしまった亜希子と、ひたすら家を守りつづけてきた糸子、そしてまさに人生はこれからと夢を追う可奈。三人が三様に様々な事件に巻き込まれ、激しくぶつかり合いながら、嫁と姑の枠を越え、母と娘の枠を越え、そしてさらには家族という枠を越えて―― 明日は明日の風が吹くさと、女達はいつの時代も前向きで逞しい。 |
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