【タイトル】 

「リミテッド」

【作者】 

小沢 修博(おざわ のぶひろ)

【E−mail】

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【シナリオ】

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《梗概》

 堺裕之は、二浪のすえ、三浪する勇気はなく、就職するもの嫌なので、逃げるように専門学校―アニメーション科に入学した。
(
アニメーションは好きであるが…)
 専門学校―アニメーション科の最後の課題である『卒業制作』のメンバーが発表された。
裕之の六班のメンバーは、友人で情熱家の真砂洋一、自分の才能を誇示する越智信二、大学受験をひかえた山田美幸、漫画家の夢を持ち続けている柳沢真澄、大会社の御曹司である中野道夫…初日から衝突してしまう個性溢れるメンバーであった。
 担任の北浦に、「プロに必要なものは何か?」と質問されて、他のメンバーは、ハッキリと自分の個性にあった答えを出すのに、裕之だけは、詰まりながら、「チームワークです」と答えてしまう。その結果、リーダーをやらされることになってしまう。不安な裕之を洋一が励ます。
 二週間以内に、企画書と絵コンテを提出する課題が出される。裕之が色々とまとめようとするがー美幸が予備校のために早退したり、信二が個人制作をしたいとなどと言ってーバラバラで一向に進展しないでいた。
 期日の日、洋一が真澄の描いた漫画を叩き台にしてやろうと宣言する。驚く一同だったが、それしか方法も見つからず、強引に決めてしまう。信二も個人制作が認められなかったので、渋々一緒にやることにする。
 さっそく、子供たちの取材から始める一同。
裕之の姉さんの子供、五郎の幼稚園に行く。そこで、五郎が最近亡くなった子犬のことで悲しんでいることを知り…。
 裕之は裕之で、北浦から就職の誘いがあり迷い、美幸は大学受験の勉強のために欠席がちになり、洋一にも病魔が忍び込んでいた。真澄や道夫にも、それぞれの問題が…。
 おのおのが自分と戦い、一歩一歩作品の完成を目指してがんばっていたが…。