【タイトル】 

「入り口の女たち」

【作者】 

風野 通(かぜの みち)

【E−mail】 

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ruiko@bolero.plala.or.jp
 (pc mail)

【シナリオ】

非公開

 

《梗概》

 仕事においても、恋愛・結婚においても、男性に対して対抗意識があり、自分の女性という「性の絶対」を素直には受け入れられない主人公・響子。その響子が入院する。そこは「婦人科病棟」。典型的な「女の園」に閉口する響子。しかし、患者の現実に直面 する。女だけの病気と闘う女たち。命を生む臓器が命を奪う悲劇を目の当たりにする。「女」を内側から見て感じることで、少しずつ内面 が変化してゆく。「出産」は女の至福なのか?
 それぞれの女たちの「病院では日常の悲喜劇」が交差する。女として、人間として、患者としてのそれぞれの「入り口と出口」を探し、見つめる響子たち。
 ある患者が言う。『ねえ、あそこのこと、入り口だと思う?・・・出口だと思う?』