
第15回シナリオ作家協会「菊島隆三賞」
主
催:一般社団法人シナリオ作家協会
共 催:協同組合日本シナリオ作家協会 株式会社シナリオ会館
協
力:一般社団法人日本放送作家協会
受賞者:ヤン・ヨンヒ

1964(昭和39)年、大阪市生野区生まれ。在日コリアン2世。教師、劇団女優、ラジオパーソナリティを経て、1995年からドキュメンタリーを主体とした映像作家に。数々の作品を発表し「What
Is
ちまちょごり?」「揺れる心」「キャメラを持ったコモ」などの作品は、NHKなどでテレビ番組放映される。テレビ朝日・ニュースステーション他で、ニュース取材、出演するなどテレビ報道番組でも活躍。タイ、バングラディシュ、中国などアジアを中心とした様々な国で、現地に長期滞在し当事者の視点で取材を続ける。1997年渡米し、約6年間ニューヨークに滞在。様々なエスニックコミュニティーを映像取材する。2003年帰国後、日本での活動を再開する。2005年、初の長編ドキュメンタリー映画「Dear
Pyongyang
ディア・ピョンヤン」を発表。世界中の映画祭で上映されベルリン国際映画祭・最優秀アジア映画賞、サンダンス映画祭・審査員特別賞、山形国際ドキュメンタリー映画祭・特別賞などを受賞する。2009年、第2作「愛しきソナ」を発表。ベルリン国際映画祭フォーラム部門に公式出品される。2012年、初フィクション映画「かぞくのくに」を発表。国内外で高い評価を得る。当協会第15回シナリオ作家協会「菊島隆三賞」をふくめ、第62回ベルリン映画祭フォーラム部門で国際アートシアター連盟賞、2012年度第86回キネマ旬報ベスト・テン
日本映画第1位、第55回ブルーリボン賞
作品賞、主演女優賞、助演男優賞、第67回毎日映画コンクール脚本賞、「映画芸術」2012年日本映画ベストテン第1位などを獲得。著書に「ディア・ピョンヤン―家族は離れたらアカンのや」(06
アートン新社)「北朝鮮で兄(オッパ)は死んだ」(09 7つ森書館)「兄~かぞくのくに」(12 小学館)がある。

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